2019年7月からのハッピーセット絵本は、たんじあきこ作「ちびっこまじょのチット」です。
可愛らしい絵柄に、うちの娘たちは早くもお気に入りでした!今回はその絵本のあらすじと感想等を紹介します。
ちびっこまじょのチットのあらすじ
ちびっこまじょのチットは、最近「石をケーキに変える」魔法の練習をしています。
明日は初めての魔法のテストなのです。これに合格すると、魔女の帽子がまずもらえます。その次に合格するとブーツ、マント、ほうき…と続き、全部のテストに合格すると、自由に暮らすことができ、それが魔女たちの憧れなのです。
チットはまだ石をケーキに変えるのを成功したことはありません。不安を覚えながら猫のチムと眠りに落ちました。
試験の日。チットは試験に挑みますが、見た目は失敗。すると、憧れのスタットさんがやってきて、チットのつくったものをペロリと舐めました。「見た目はまだまだだけど、わたしはとっても好きな味よ。失敗したと思ってもよーくよーく見てごらんなさい」と言いました。
チットはびっくり。いままで味見をしてこなかったのです。舐めてみると「ほんとだ、…おいしい!」
テストには合格しませんでしたが、紙には「この次は期待しています」の文字。チットは元気よく走り出しました。
と言うお話。
感想は?
わが子に読み聞かせたところ…
毎回「バッコ~ン」ってなるのが面白いね
ペンポポピンポポ…
僕もバッコ~ンが面白かった
ニャンニャン!
といった感じです。8歳児は、随所に見られるマンガチックな表現を楽しんでいました。
6歳児は、魔法少女的なものがちょうど好きな時期で、「私チット!まじょのこチット!」や呪文の「ペンポポピンポポツッテテテ~」というセリフがど真ん中で、案の定真似していました。
4歳児は男児なのですが、バッコ~ンと爆発するシーンや魔女のアイテムなどを楽しんで見ていました。
2歳児は、まだちょっと理解するには早かったようですが、黒猫が出たところは反応していました。
ちなみに私は…
紫や赤紫、黄色とかの色がキレイ。あと、今までの絵本にはなかったプロローグ、エピローグ的な小さいコマがあるのも面白い。
と思いました。
対象年齢は?
うちの子で見た限りは、3,4歳~でしょうか。4歳児もしっかり内容を理解していました。
話は結構長く、小さなコマに割ったりして描かれているので、ストーリーも充実していました。小学生も、楽しめると思います。
可愛いので、やっぱり女子向けではあると思います。
ちびっこまじょのチットまとめ!
今回のハッピーセット絵本は、ファンシーな雰囲気が楽しめるものでした。色合いも素敵で、見た目も華やかです!うちの本棚にまたお気に入りの一冊が追加されました。
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