我が子も大好きな絵本を紹介します。
ねずみくんのチョッキとは?
ねずみくんのチョッキは、なかえよしを作・上野紀子絵により1974年に発表した絵本。この話が人気を博し、「ねずみくん」シリーズは約50冊の絵本が出ています。
あらすじは?
「おかあさんが編んでくれたぼくのチョッキピッタリ似合うでしょう?」というねずみくん。鳥(あひる?)が出てきて「いいチョッキだね、ちょっと着せてよ」と言われ「うん」と承諾するねずみくん。今度は鳥が「少しきついが似合うかな?」とポーズをとります。そこへサルもやってきて、「いいチョッキだね、ちょっと着せてよ」「うん」…そうしてオットセイ、ライオン、ウマ、そしてゾウも次々と試着。ゾウが着て伸び伸びになったチョッキをみて「うわーぼくのチョッキだ!」と叫ぶねずみくん。ラストは伸び伸びになったチョッキを着てしょげるねずみくんの後ろ姿で終わります。
対象年齢は?
ポプラ社のホームページによると、主な対象年齢は3歳・4歳・5歳とされています。
しかし非常にシンプルなストーリーなので、2歳のわが子も理解していたので、2歳から楽しめると思います!
感想は?
我が子に読んだ感想は以下のとおり。
チョッキがのびてかわいそう…。でも最後にブランコして遊んでいるからよかったのかな?
なんで元の持ち主に確認せずにみんな着るの!?みんなだめだよ!
どんどん伸びていくのが怖かった。
でも、「似合うかな」っていう顔がみんな面白い
(それぞれポーズするのを見て)似合わなーい!
といった具合。
割とチョッキが伸びていくのがかわいそう、というのがあるみたいで、4歳児は当初はこわごわ見ていました。しかし、回を重ねるごとに、「ちょっと貸して」「似合うかな?」の何度も反復する展開を覚え、「次はライオンが着るよね」と次のページを言ったり、何度も楽しんでいました。
2歳児もカンタンなストーリー、しかも絵も登場人物だけのシンプルなものでよく理解して楽しんでいました。
6歳・8歳は救いを求めていましたが(笑)、エピローグのような最後のページの小枠でねずみくんがチョッキをブランコにしてゾウと遊んでいたので、少しは気が晴れた模様。
ちなみに私は…
すごく話も絵もシンプル。絵が鉛筆画かな?だけどチョッキは赤に塗ってあって、コントラストもいい
と思いました。
「ねずみくん」シリーズは夫妻で制作?
この本を制作したなかえよしを氏・上野紀子氏はご夫婦です。
「ねずみくんのチョッキ」は前作がアメリカで発刊された絵本「ゾウのボタン」に続いて、大きなゾウに対して小さなねずみを主人公にした話として生み出されました。
夫妻の秘話は以下ページも参照ください。
ねずみくんの他のメディアは?
DVDはこちら。
ねずみくんのグッズは?
長年愛されるこの作品、子どものころに読んだという人が親になってわが子に与えたり、根強い人気です。グッズも様々に出ています。
※画像をクリックするとショップリンクへ飛びます。
ループタオル
生地
小物入れキーホルダー
ソックス
どれも可愛いですね!
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