こちらのページでは、バレンタインに読むのにピッタリな絵本を紹介します。
バレンタインデーがテーマの絵本
こうして改めて見てみると、バレンタインがテーマの絵本って、実は少ないんですよね。あっても、入手困難なものが多いです。
「くまふうふのバレンタイン」「だいすきだよ、ハッチさん」など古典はあれど、どちらも現在入手困難…。可愛らしいお話が見当たりません!
チョコレートがテーマの絵本は、3歳幼児にもオススメ!
バレンタインデーに欠かせないチョコレートの話が語られる絵本を紹介します!
チョコのたね
楽しいことが大好きなきつねと、本を読むのが好きなしっかりもののねずみのへんてこぱん屋さんシリーズの第3弾。チョコレートにハマったねずみが、チョコパンばかり新作を作り、きつねはちょっぴり困り顔…という話。
全体は絵ですが、お菓子の部分は写真がコラージュされていて、とってもおいしそう!特に、コーヒーカップの形のパンに、コーヒー部分にチョコが入ってるパンが写真であって、とっても面白いです。また、カカオからチョコになる工程や、昔は薬としても使われていたという豆知識も入ってて、親子で楽しめると思います。
「チョコのたね」
- 作・絵:Goma
- 出版社:フレーベル館
- 発行:2017年
チョコだるま
マルタさんはチョコだるまを売ってしまって、悲しくて泣くチョコだるまは顔がドロドロで結構怖い(笑)。でも最後はお店に戻ってきて、マルタさんは「やっぱりおまえがいなくちゃね。」と、温かく終わります。ホットチョコレートや、おいしそうなチョコレートも出てきて、寒い季節に最適な話です。
「チョコだるま」
- 作・絵:真珠まりこ
- 出版社:ほるぷ出版
- 発行:2008年
チョコレートパン
山の中にある、チョコレートの池。そこにパンが入ると、チョコレートパンのできあがり!そしてゾウやネズミもやってきて…。というお話。
ユーモアあふれる絵本で、不思議な世界が繰り広げられます。
「チョコレートパン」
- 作・絵:長新太
- 出版社:福音館書店
- 発行:2010年
チョコレートがおいしいわけ
カカオの実のカカとポドが案内役で、アフリカの農園から工場、お店と、チョコレートができるまでを追うドキュメンタリーのような一冊。
普段何気なく食べているチョコレートについて子どもと学ぶのに最適で、楽しく学べます。
「チョコレートがおいしいわけ」
- 作・絵:はんだのどか
- 出版社:アリス館
- 発行:2010年
こねこのチョコレート
4才のジェニーは、弟クリストファーの誕生日に、こづかいで箱にいろいろ入ったねこのチョコレートを買います。その夜、気になったジェニーは、「ひとつなくなってもクリストファーは気がつかないわ。」と、チョコレートをひとつ、食べてしまいます。そして、もうひとつ、もうひとつと続き…。というお話。
チョコの誘惑と、その葛藤。みんな、共感してしまうのではないでしょうか。落ち込んじゃうジェニーを、家族は優しく包みます。チョコのおいしさと愛情にひたれる一冊。
「こねこのチョコレート」
- 作: B・K・ウィルソン
- 絵:大社玲子
- 訳:小林いづみ
- 出版社:こぐま社
- 発行:2004年
「The Lost Treasure-失われたアルアコの秘宝」 小学生くらいから
アルアコの秘宝「白いカカオ」と「カカオのミイラ」が、美しいアルアコの王女コパルとともに奪われた。主人公・ハイメとショコラティエ・ススムが王女奪還に冒険する…というストーリー。
世界的なカカオティエ・小山進さんと、お笑い芸人でありイラストレーターである、にしのあきひろさんのコラボの絵本。チョコレートにまつわる愛と冒険の物語です。文字量も多く、設定が多かったりと、子どもには難しい話も多いですが、小山進さんのチョコレートへの思いを感じ、にしのさんの絵も楽しめるので、バレンタインという機会に読んでみるのも良いですね。
「The Lost Treasure-失われたアルアコの秘宝」
- 作・絵:小山進
- 訳:にしのあきひろ
- 出版社:双葉社
- 発行:2016年
可愛らしい恋がテーマの絵本でドキドキ!
あまくておいしいこいのものがたり
ケーキ屋さんとお姫様の恋物語。お互い恋をしますが、身分の違いや、お姫さまの大きなドレスなど物理的な困難があります。でもどれも歩み寄ることが大事、とロマンチックなお話が広がります。
毎回お姫様のドレスが違ったり、リボンなどのコラージュで作られていて、絵を見るだけでも楽しめます。ブラジルの絵本です。
「あまくておいしいこいのものがたり」
- 作:ジョナス・リベイロ
- 絵:タチアナ・パイヴァ
- 訳:おびか ゆうこ
- 出版社:光村教育図書
- 発行:2009年
ジャッキーのはつこい
「お休みになったら遊びにおいで」という手紙をもらったジャッキー。大好きな白くまのデイビットに会いに一人、北極目指して大海原へ出て…というお話。
いつもはおてんばなジャッキーも、デイビッドの前ではしおらしくなったり、甘酸っぱい恋の様子が描かれています。
「ジャッキーのはつこい」
- 作:あいはらひろゆき
- 絵:あだちなみ
- 出版社:ブロンズ新社
- 発行:2010年
ガスパールこいをする
ガスパールが、ベルティーユって女の子に恋をしました。でもリサは、ベルティーユが大嫌い。リサは遅刻するほどショックを受け、写真を塗りつぶしたり、激しい嫉妬がわき…という話。
リサとガスパールは鉄壁の二人と思いきや、一波乱です。ガスパールが恋をしたわけですが、リサの行動のほうが恋ですね。でも最後はにんまりしてしまうお話です。
「ガスパールこいをする」
- 作:アン・グッドマン
- 絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン
- 訳:石津ちひろ
- 出版社:ブロンズ新社
- 発行:2015年
英語で読む!バレンタインの【ペーパーバック】
バレンタインものを、英語で勉強がてら可愛く読みたい…と思っていても、洋書の絵本は正直あまり可愛くない…という人に、オススメなのがスヌーピーの仲間たち【PEANUTS】のペーパーバックです。
ペーパーバックとは、簡易的な絵本です。表紙はハードカバーではありませんが、それなりにしっかりしてます。アマゾンや楽天で取り扱いがあり、スヌーピーの仲間たちそれぞれのバレンタインのエピソードが楽しめます。簡単な英語の文章ばかりなので、読みやすいですよ!
【A Valentine for LINUS!】
【A Charlie Brown VALENTINE】
【HAPPY Valentine’s Day Charlie Brown!】
【番外】ダッフィー絵本「バレンタインデーとホワイトデー」
内容は、バレンタインデーに、ミニーがチョコレートを作るのをダッフィーが横でお手伝い。そしてホワイトデーには、ミッキーがクッキーを作るのをダッフィーが手伝う…というお話。絵を見ると明らかに邪魔しているような…?気もしますが、それは可愛いダッフィーのご愛敬。
バレンタインには女がチョコ、ホワイトデーに男がクッキーと、日本のバレンタインにとても即した内容となっています。ダッフィー自体が、日本オリジナルに近い存在なので、ストーリーも日本用なのでしょうね。こちらは公式のディズニーシーでの定価では、1,230円(税込)。縦19.5×横21cmで、ミニジグソーパズル付きです。ディズニーランドまで滅多にいけないという方が大半かと思いますが、その場合入手するのにセレクトショップなども検討できると思います。こういった店では、2,000円前後で販売されていることが多いみたいです。
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