こちらのページでは、「おしりたんていカレーなるじけん」の内容について紹介します。
おしりたんていカレーなるじけんとは
こちらは、絵本と児童書の両方の形式があるおしりたんていシリーズのなかでも、児童書で発売された本で、2019年夏に公開予定のおしりたんてい映画の原作でもあります!
今までのおしりたんていと違いはあるの?
いつもの児童書バージョンのおしりたんていでは2話収録のところ、今作「カレーなるじけん」は1話のみの収録です!そのため、いつもの児童書バージョンの1話分よりはちょっと長めのお話なんです。ちょっと長めのお話だから、テレビアニメではなく、映画化になったのかもしれませんね!ただ、通常は1冊80ページ前後ですが、今回は60ページとちょっと少なめで、単純に物語の内容が2倍というわけではなさそうです。
しかし今回は、なんとおしりたんていの弱点が見れるということで、おしりたんていファンには見逃せません!では、内容を押さえときましょう。
おしりたんていカレーなるじけんのあらすじ!ネタバレ注意
ある昼下がり、おしりたんていは、相棒のブラウンと「ラッキーキャット」でお茶をしていました。すると、一週間後に、新しくカレーの店を出すというパオットさんが店に来ます。しかし、パオットさんは大事なスパイスをなくしたことに気づきます。おしりたんていは、スパイスを探してあげることにしました。
パオットさんのレシートをもとに、今日来たであろう道をたどります。行く先々で会う人に、パオットさんの情報も聞きながら行きます。結局、それぞれの店にはスパイスはありませんでしたが、スケッチしていた男の絵に、スパイスを持ち去った男のヒントが隠されていました。
おしりたんていは、スパイスを持ち去ったであろう男の元をたずね、返してもらいます。そして、男がパオットさんから盗った財布も、おしりたんていの必殺技で取り返すことに成功するのでした。
取り戻したスパイスで、パオットさんにカレーをごちそうになることになったおしりたんていたち。「とってもおいしいです。」カレーをほおばるブラウン。「ね!おしりたんていさん」しかしおしりたんていの返事はありません。「か、か、から…い…」と、おしりたんていは涙を流し、倒れてしまいました。なんと、辛いものが苦手で、カレーを口にしたのは子どもの時以来だったそう。ニューオープンに水を差すようで言えなかったとのこと。
後日、パオットさんは小さい子どもも食べられるメニュー「スイートポテトカレー」を考案、おしりたんていの顔はかがやき、「これならわたしもたべることができます」と、思う存分味わったのでした。
「カレーなるじけん」を読んだ子どもの感想は
「今回、なんかおしりたんていが可愛かった~」と、うちの8歳の子は言ってました。そうなんですよ、いつもはスカしたおしりたんていが、今回、辛いものに涙を流す様子が意外であり、親しみやすい雰囲気が出ています。この物語を知っているだけで、おしりたんていがより身近に感じられることでしょう。エピソードとしては、絶対見逃せない内容となっています。
映画の公開が楽しみです!
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