うどんのうーやん(絵本)のネタバレ!河内音頭とは?対象年齢も考察!

うどん画像絵本

前作に続きヒットとなった岡田よしたかさんの絵本「うどんのうーやん」。8歳の我が子は、シリーズ作品のなかで、「うどんが一番面白い!」とお気に入りです。作者の岡田さんは、様々な作品のなかで、麺類を結構登場させています。そのわけとは?今回は「うどんのうーやん」について解説します。

うどんのうーやんとは

うどんのうーやんのあらすじ

とあるうどん屋さん。人手不足のため、出前が入ると、自分で行かなきゃいけません。うーやんはさっそく店を出ますが、腹を空かせた猫に食べさせたので、中身が半分に。中身を元に戻すべく、外で干されていたそうめんや、久々水に入りたくなったメザシ、いじわるされてた絹ごし豆腐のほかたこ焼き、コロッケ、ミニトマトなど、仲間を増やし、困難な道のりを超え出前先にたどり着き…というお話。

うどんのうーやんのみどころは?

作者の岡田よしたかさんは、自身のなかで一番売れた作品にこの「うどんのうーやん」を挙げています。シリーズ一番のヒット作でしょうか。

うどんのうーやんが仲間をどんどん追加し、みんなであーだこーだいいながら、旅する様子が面白い作品です。仲間が多いことで関西弁の楽しそうな様子が引き立ちます。

また、シリーズ作品によく出てくるメザシやフライなども登場しているので、そこもチェックです。

それにしても、「うどんのうーやん」というタイトルですが、どんどん仲間がはいってきて、うーやん自身ではなくなってくるような気もします。でもそのシュールさも、絵本ならではの面白さですよね。

「うどんのうーやん」

  • 作・絵:岡田よしたか
  • 出版社:ブロンズ新社
  • 発行:2012年

江州音頭や河内音頭も出てくる?

作中では、うどんのうーやんたちが

「ソラ ヨイトヨイーヤマッカー ドッコイサーノセー
ええみ~な~さ~ま た~の~み~ま~す~う~
アー ヤレコラセー ドッコイセー」

という歌を歌っています。これは、江州音頭(ごうしゅうおんど)といって、滋賀県を中心に近畿地方で盆踊りに用いられる歌です。江州は、近江の別称です。

このほか、

「エンヤコラセー ドッコイセー」

という歌も歌う場面が出てきます。これは大阪の河内音頭のフレーズで、関ジャニ∞の『浪花いろは節』でアレンジされた河内音頭を聴いたことがある人もいると思います。

こういった、関西弁や関西の民謡など背景を知るとより楽しめますね!

なぜうどんなのか?

今作はなぜうどんが主人公になったのか、というと、前作がちくわだったため、違う形態のものにしたほうが面白いと思ったからと、作者の岡田よしたか氏はいいます。「細長いものだとうねうね動きが面白くできる」ともいいます。そのせいでしょうか、うどんのうーやんは作中では麺一本一本がクネクネとドンブリからはみ出していますね。今作だけではなく、シリーズ作の主人公に共通しているのが、ちくわやこんぶなど、シリーズ作は体をくねらせやすいものを選んでいるそうです。

また、「うーやん」という名前は小学校時代の同級生のあだ名からとったそうです。

2歳・4歳・6歳・8歳の子どもたちの反応は?

「こどもの本  on the web」によると、「うどんのうーやん」は対象年齢は2歳、3歳 ~ 小学校中学年となっています。

そこで、2歳、4歳、6歳、8歳の4人のわが子に読んで、反応をみてみたところ…

  • 2歳児…ストーリーはまだあまりよくわかっていないようですが、麺類好きなので絵をみて、食べるふりして楽しんでいました。
  • 4歳児…こちらもまだストーリーはあまりわかっていないようで、どんどん仲間が増えると、話し言葉がだれかちょっと混乱していました。でも、うどんの動きや仲間でワイワイしている絵を見て、楽しそうにしていました。
  • 6歳児…ストーリーを理解し、楽しんでました。
  • 8歳児…うどんにたこ焼き、など組み合わせが変なこと、山登りなど、ツッコミどころをより理解し、お気に入りの一冊になっていました。

という状況です。

前作「ちくわのわーさん」にくらべ、キャラも多く、文字量や展開も増えているので、対象年齢は少し上がっていると思います。個人的な意見では、5,6歳~小学生が、より理解して楽しめると思います!

うどんのうーやんまとめ

岡田よしたかさんの食べ物の作品は、くねらせやすい食べ物が選ばれているということで、その最たるのがこの「うどんのうーやん」であることがわかりました。麺がくねることで、面白さがにじみ出てきます!一番のヒット作である理由がわかるようです。

 

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参考URL
楽天ブックス 岡田よしたかさんインタビューhttps://books.rakuten.co.jp/event/book/interview/20131213-yoshitaka-okada/

文春オンライン 絵本作家・岡田よしたかインタビュー #1 https://bunshun.jp/articles/-/8455

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